大型二輪への挑戦2003.2.17
1ヶ月の長期休暇が取れることになった。前々から大型に挑戦しようとは思っていたが私の気持ちを決定させたものはオークションサイトで見つけた一枚の写真だった。
ハーレーダビッドソンELECTRA-GLIDE 2003年モデル。目がくらんだ。これは乗るっきゃない。でも一体いくらするんだ。どうも200万以上するらしい。第一置く場所がない。でかいし。 でも・・・乗りたい。
気持ちを切り替えて、まずは免許取得からがんばろうと思い直した。その後は楽しみだけが残るのだから・・・
中型を取ったのは今から18年ぐらい前。2年前までドラッグスターに乗っていたが明日からの教習、どうなることやら・・・
教習所は家から近い鴨居自動車学校にした。中型もここで取ったのでやや安心感あり。
教習を終わって 3月4日記
この11日間、教習車とはいえあこがれの750に乗れて本当に幸せだった。おもえばバイクに興味を持った高校生のころからもう四半世紀以上が過ぎてしまっているのだ。実際に乗り始めたのも遅かったし走りもけっしてうまくないが、オートバイが好きという思いはあのころと変わっていないと思う。今回の教習で改めて実感した。
鴨居の先生方には本当に感謝しています。特にスラロームでてこずっていたとき8の字で後ろに乗せて走ってくれた中山先生は印象に残っています。あれがなかったらこんなにうまくいかなかっただろう。本当にいい先生に恵まれたと思います。
合格したと同時にまたバイクのない生活が始まった。今後バイクを持てる状況が来るのかちょっとわからないが、その日を夢見て生きていこう。
ちょっと大げさ?
教習期間:2/18〜3/3
費用:110,200円(HPサービスチケット使用により写真代サービス)
以下経過です。
1日目:2月18日
今日が初日、ちょっと早めに家を出る。教習所についてまずは教習代を収める。教習料入金機(?)で自分の好きなだけを前もって入金するシステムだ。それから配車券というのを発行してもらう。これも機械なのだが予約を取る機械が2台並んだ向こう側にありほとんど同じ形をしているので最初間違ってしまった。
教習開始時刻の10分ぐらい前に教習車のそばに行ってみたらさっきまでいたヘルメットを抱えた教習生がいなくなっていた。どこに行ったのかと近くの二輪待合室というところを覗いてみるとその中のベンチに座っていた。中には数台のバイクとジャンパー、ゼッケン、ヘルメットなどが置いてあった。そしてその奥に教官先生が3人座っていた。なんとなく和やかな感じでちょっと安心。
自分のほかに中型が3人、大型が1人の教習生がいた。みなゼッケンをつけたりしてスタンバッテいる。初日なので勝手がわからずそのまま待っていると教官先生が出てきて黄色のゼッケンをつけるように言われ、それから無線機を渡された。いよいよ始まるぞ!
まずはバイクの引き起こしの練習、ちょっと重たいが問題なし。次はセンタースタンドがけ。実は私は今から15年ぐらい前に大型に挑戦しようとして別の教習所に行ったことがある。そこでは大型をやる者は入校手続きをする前に事前確認としてスタンドがけができることを確認してもらうシステムになっていた。やってみるとなんと!あがらない!正直に言うとそのころ乗っていた250ccのセンターがけもちょっと苦にしていたので心配はあったのだ。何回トライしてもあがらない。やっているうちに別の入校希望者が来て難なくあげていってしまう。へとへとになったころちょっと小柄な教官先生が来て「よっ!」とか言いながらこれもあげてしまう。 結局あがらずじまいですごすごと退散するしかなかった。
そんなわけでセンターがけをしてみましょうと言われてびくっとしたが、上げる要領を丁寧に教えてくれる。「ままよっ」とばかりおもいきってやってみると、なんと!軽々とあがるではないか。正直びっくりした。この15年の悶々とした気持ち(俺はセンターがけができない男)が一気に晴れた気がした。教官先生ありがとう!
次に取り回しで8の字にバイクを押して歩く。問題なし。
いよいよ走らせてみることになった。またがって右足はブレーキに、バックミラーを調整、クラッチを切ってニュートラルを確認、エンジンスタート。緊張していたため車の要領でキーを廻してかけようとしてしまった。すぐに気付かず2回ぐらいやってしまい、教官先生からスターターだよといわれる始末。発進時の右後方確認を忘れないこと。教官先生について外周を回ってみる。初めて750を動かしてみたわけだが正直特別な感じはない。
外周を5回ぐらい回ってから中に入るコースを4周ぐらいやって今日の教習は終わりとなった。
久しぶりに乗ったバイクはやはり気持ちのいい乗り物だった。
2日目:2月19日
今日は9時からの予約に乗るのと10時のキャンセル待ちに乗るため家を早めに出た。キャンセル待ちは7時半から受け付けるといっていたが大型二輪のキャンセル待ちは結局私だけだった。こんなに早く行かなくてもいいみたい。
1時間目、昨日やった交差点通過を5周ぐらいやってからブレーキ制動力の確認をやった。これは直線で30キロ出してから前ブレーキ、後ブレーキだけで止まってみてそれぞれの効き方を確認するものだ。バイクに乗ったことがある人はもちろんわかっているのだが改めて再確認させようというものらしい。教官先生もそう言っていた。1回やっただけで特に問題なく終わる。
そのあと8の字のコースに行って発進・停止の繰り返しをやった。教官先生について3メートルぐらい走っては止まるというものだが、要領がわからずすぐにスピードが出すぎてしまい停止時に何回か転倒しそうになった。メタメタ状態だったがこれは課題にあるわけではないので一般的な注意だけで終わった。バイクが傾いたときにはぎゅっとブレーキをかけるなといわれた。(即転倒します。)
そして本日のメインとなる一本橋、S字、クランク、スラロームの練習をやった。Bコースと呼ばれているコースの中にそれぞれの課題が入っており、まずは一つずつ教えてもらいながらコースを回る。中型のときにやったものばかりだが一本橋、スラロームはそこを通過する時間が中型より厳しくなっている。一本橋10秒以上は結構きつい気がする。
1時間目はコースを2周ぐらいやって終わった。
2時間目、先ほどやったコースを本格的に回る。
・一本橋
最初の2回は途中で落ちてしまった。3回目から渡れるようになったが時間は7秒ぐらいみたい。次回に期す。
・S字
出口がどうも滑らかにいかない。もう少しスピードを落としてやってみよう。
・クランク
本日の最難関。1回めはパイロンを吹っ飛ばして教官先生に直してもらった。2回目以降もどうもぎこちない。ライン取りがうまくできていないからだと思う。これももう少しスピードを落としてやってみよう。
・スラローム
本日の最難関2。パイロン通過のタイミングが遅すぎどうしてもラインがふくらんでしまう。もっと手前でバイクを倒すように何回も言われた。練習あるのみ。通過時間7秒以下が目標。
今日はちょっときつかった。2時間目が終わってからしばらく腹筋のあたりがジワーとしていた。
またあしたがんばろう!
3日目:2月20日
・一本橋
最初まったく渡れなかった。4回目ぐらいのときにたまたま教官先生が来てタイムを計ってくれた。そのときにたまたま10秒ぐらいで渡れた。今日の一本橋はこれだけ。
・S字
今日はゆっくり回ることを心がけた。出口も昨日よりは良かったように思う。
・クランク
昨日よりはいいと思うが今日もパイロンに当たってしまう。もう少しか。
・スラローム
本日のメイン。最初のうちはまったくだめ。一度もクリアできない。教官先生が来て3回ぐらいやってみてから(こりゃだめだ)と思ったのか「じゃあ8の字をやりましょう」ということで8の字コースに連れて行かれた。そこでくるくる回ったがどうにもぎこちない。しばらく8の字をやったあと今度はひょうたんでやってみましょうと言う。これがまた難しい。何回目かのときにハデに転倒してしまった。見かねた教官先生が私を後に乗せて回って見せる。これは結構ショックだった。こんなにバンクさせていいのかよというぐらいバンクさせる。正直怖いぐらいだった。また一人で回りだしたが教官先生に右手のハンドルの持ち方を注意される。ちょっと縦気味に持っているのでもっと水平に持って押すような感じでやりなさいと言われる。それとニーグリップ、これも何回も注意された。自分では開いているつもりはまったくないのだがどうかすると開いてしまっているらしい。ハンドルの握りを変えてからからなんとなくスムーズに回れるようになった気がした。しばらく回ってからもう一度スラロームをやってみようということで再挑戦。1回目、かなりスムーズだ。教官先生にその調子だと励まされる。2,3回目ちょっとパイロンに当たってしまう。ブレーキを使わないでやってみようといわれて再トライ、今度はスムーズにいった。タイムも6.5秒ぐらいで問題ない。最後も教官先生がほめてくれた。率直にうれしい。
散々な日だったが収穫は確かにあった。
もう1時間乗ってみたかったがキャンセルが出ないようだったのであきらめた。 明日に必勝を期す。
4日目:2月21日
規定どおりで行けば今日は1段階の見極めだ。今日の予約は朝だけだが見極めが通らなかったらキャンセル待ちで乗るつもりで少し早めに家を出る。
外周を3周してからS字のところからBコースに入る。クランクで失敗、とりあえず通過。そして昨日の関門スラローム。1回目、いきなりパイロンをはね飛ばしてしまった。昨日の調子はどうしたんだ!2周して2回とも同じようにパイロンに突っ込んでしまう。クランクもだめ。まずはスラロームを集中的に練習することになる。進入速度を昨日よりもゆっくりやってみたらタイムは7秒台だがやっと何とかまわれるようになった。3回ぐらい続けてクリア、何とかまわるコツがつかめてきた気がする。今日の一本橋は途中で落ちることがなくまあまあのできだったと思う。
ここで1時間目は終了。これだけパイロン飛ばしていればこの時間の見極めはないなと思いながら戻る。教官先生が次も乗るのかとたずねるのでキャンセルが取れればと答える。チャイムが鳴って速攻でキャンセル確認をしたところ運良くあいていた。取れたことを告げに戻ると「それじゃー次は白のゼッケンをつけなさい」という(1段階は黄色)。よくはわからないがとにかく1段階は通過したようである。
2時間目、外周を3回まわってから1号コースというのをやることになった。教官先生について回りだした。外周を左回りに回ってまず坂道発進、それから交差点を右折して外周をぐるっと右回り、S字を抜けてさっきの関門スラロームだ。タイムは遅いが何とかクリア。左小回りで踏切りに入る。そこを抜けてもう一度左回り信号直進で一本橋に向かう。そのあと外周右回りでクランクに入る(今日はやらなかったがこの直線で急制動もやる)。慣れ親しんだBコースとは反対の入り方だ。ここでもパイロンに突っ込む。とりあえず通過、出口を右折、直進してから右折して波状路に入る。そこを抜けてから左回りでスタート地点に帰ってくるというコースだ。
教官先生について2周したがクランクがうまくいかない。
「低速走行の練習をしましょう」ということで昨日のように8の字コースに連れて行かれる。2速半クラッチで教官先生の後について回る。よろよろながらも何とかついてまわり、それぐらいできればあのクランクは通れるはずだといわれる。再びクランクに戻り練習。なかなかうまくいかずクラッチレバーを握っている左手に力が入らなくなってきた。クラッチを切るタイミングが重要な感じだ。クランクに入ったらまず切る、やや半クラで進みすぐ切って左回りで通過。半クラで体勢立て直し、すぐに切って右回り。それとスピードが出すぎているという注意。アクセルは使わないでも回れるはずだと言われた。最後の3回ぐらいは何とか通過できるようになってきた。あっという間に時間が過ぎ今日の教習はここまで。
最後のクランクは教官先生もほめてくれたがまだまだ自信がない。また明日がんばろう!
5日目:2月22日
2段階の2時間目。今日は急制動を集中的に練習することになった。直線で40キロ出してパイロンまで走りそこからフルブレーキで11メートル以内に止まるというものだ。11メートルはクリアできそうだが、どうも後輪がロックしてしまう。4回ぐらいやったがロックしなかったのは1回だけだった。その次に危険回避というのをやった。これは急制動と同じように40キロで走っていきパイロンの向こう側で教官先生が出す合図に合わせて右または左にコースを回避するものである。一回目、合図は右だったが曲がりきれずにパイロンに当たってしまう。もう一度やってみると今度は左の合図、かなり余裕で回避できた。ここで教官先生から種明かし、1回目の合図はバイクがかなりパイロンに近づいてから出されたのだった。したがってバイクを操作する時間が短くなりほとんどの人は回避できないということだった。やれやれ。
今日は最後の残り時間にスラロームを1回だけできたがこれは何とかうまくいったと思う。クランクが練習できなかったのが残念だった。
これまで教習で時々一緒になっていた男性(木下さん)と練習前にしばらく話をした。同年代だなと思っていたが46才だそうだ。バイク歴は大体私と同じ感じで15年ぐらい前に中型取得、400ccにしばらく乗っていたそうだが途中で故障したり転勤で乗れなくなったりでずっと乗り続けていたわけではないとのこと。ただ現在はオフロードに乗っているそうだ。今日2時間教習をしてそのあと卒検だといっていた。彼の大型取得の理由「ある所に行かなければならない、でも750しかない。おれ乗れないよ」という状況にだけはなりたくないということだった。同じ理由で車の普通免許も何とかしたいらしい。
私と同じでたまたま休暇が取れたということだった。それと直前にパチンコで大勝ちして教習代もばっちりだといっていた。なかなかゆとりのある人だなーと思った。 卒検クリアしたことをお祈りします。
6日目:2月23日
外周を3周したあと「2号コースをやりましょう」ということで教官先生についてまわる。昨日の教習終了後に次は2号コースをやるから覚えておくようにと言われていたのでコースを確認しながら回ることができた。何事も予習は必要だな。そのせいではないだろうがスラローム、クランクとも何とか無事にまわれた。そのままじぶんで廻っているようにと言われ2周ぐらいする。教官先生がやってきて「急旋回の体験教習をしましょう」という。何をするかというと直進で20キロぐらい出して直線奥のコーナーの左カーブをブレーキなしで通過する。これはまあ問題ない。次に35キロで同じことをやる。これは私にはちょっと無理。思わずブレーキでスピードダウン。この練習は「大型は重いのでコーナーは曲がりにくいよ」ということを体験させるものだそうだ。
その後またコースに戻ったがスラロームを失敗したのでスラロームの集中練習をした。今日もニーグリップの甘さを言われた。とりあえず失敗は一度だけで何とかできるようになった。教官先生には時間をちょっとオーバーしてスラロームに付き合ってもらった。ありがとうございます。
木下さんは来ていなかったので合格されたのだろう。おめでとうございます。 今日一緒になったのはちょっと太り気味の20代男性(ししどさん)だった。今日が8時間目だというからてっきり2段階の8時間目かと思い「やっぱりストレートで出してくれないこともあるんだな」とちょっとがっかりしていたら教習終了後に1段階からの通しで8時間目だとわかって安心した。(ししどさん、ごめんなさい。)
7日目:2月25日
波状路と小回り旋回が課題であった。波状路は特に問題なし。小回り旋回はローで8の字コースの内円をただ廻るだけだが、すぐにはできずしばらく時間をかけてやった。リーンアウトで廻ることがコツである。時間内に自由にできるようになったわけではないが卒検の課題ではないのでそれほど厳しく言われない。もうちょっと時間をかければうまくできると思う。
それとスラロームのバイロン間隔を換えて通過するというのをやった。3回ぐらいやったがスピードが速すぎ3回ともパイロンに突っ込んでしまった。「間隔が違っても状況に対応して通過できるように」というのがこの練習の目的だと思うが、それ以前のスピード速すぎで通過ならず。教官先生も「スピードが速すぎる」と繰り返すだけだった。練習にならずにすみません。
クランクを何回かやったがだいぶ落ち着いてできるようになった。一回だけパイロンを飛ばしてしまったが苦手意識はかなりなくなった。
今日一緒だったのは初めて見る人だったが教官先生は「もうさん」と呼んでいた。中国の人? 顔つきもなんとなくそれっぽかった。
小回り旋回はてこづったがだいぶ乗れてきた気がする。このまま順調に行くと金曜日に卒検を受けることになるかもしれない。そこで合格してしまうとその後はバイクに乗れる予定はないので、あと2日でまたバイクとおさらばになってしまう。要らぬ心配だがやはりさびしい。
8日目:2月26日
本日の教習はライディングシミュレータというゲームセンターにあるようなバイクにまたがって前方のプロジェクション画面に出てくるコースを走るというものだ。昼、夜、霧の中を走行してさまざまな危険を回避することを体験する。実車走行とかなり感じが違うので、これをやったからといって危険回避に役立つとはちょっと思えないがもちろんやらないよりはいいだろう。もっとシミュレーション装置の能力が上がり実車と同じ運転感が得られるようになると有効だろう。特にバイクの場合は路上の教習がないので安全教育上で有益だと思う。ただそこまでお金をかけられるかという問題はある。バイクメーカーに期待したい。
午後、適性検査を受けた。 結果:運転適性度4 安全運転度B
9日目:2月27日
2号コースを2周、1号コースを1周で今日の教習は終わった。
スラロームとクランクは今日は問題なかった。だいぶ慣れた感じ。
今日の反省点
・急制動で後輪ロック・・・スピードの出し過ぎ
・一本橋で時間不足8.8秒・・・乗ってから始めの内のスピードが出すぎている
・コース間違い・・・1号コースでスラロームの次の踏み切りを忘れた。最後のクランクの入り口も間違えた。
検定実施日は火・木・土・日だ。明日乗って見極めがもらえれば土曜日になる。天気予報では土曜日の午後から天気が悪くなるようでこれがちょっと心配。
10日目:2月28日
2段階の見極めの日である。1号コースを2周回り3周目をやっている途中で教官先生がやってきてクランクあたりからついてくれた。急制動で停止時に右足を出してしまったので急制動を2回続けて練習する。急に止まろうとせず停止線の近くまで余裕を持って操作するように指導される。そのあと波状路でまたちょっとふらついてしまったのでここでも3回練習した。もう少しスピードを上げて通過したほうが安定すると指導される。5秒でいいのでそうするように。下を見ないで前方のマンションを見るようにともアドバイス。その他クランク、スラロームは今日は安定していたと思う。ただし一本橋がちょっと不安定になっている。今日の1回めは途中で落ちてしまった。2回目もちょっと速すぎだったと思う。2段階の最初のころは結構余裕で乗れていたのだがちょっと心配だ。苦手意識をもたないようにやろう。それと2号コースをこのところ走っていない。今日も走れなかったのでこれもちょっと心配だ。
教習終了後「それじゃ検定を受けましょう」ということで見極めOKとなった。やったー、ついにここまで来たか。始めて3日目頃のスラローム、クランクにてこずっていたころの落ち込みを思うと今はずいぶん自信がついた気がする。苦手意識はほとんどなくなっている。やっぱりあの二人乗りでの8の字(ひょうたん)走行のショック療法が効いていると思う。本当にあれは良かった。教官先生にただ感謝するのみ。
検定は日曜に申し込んだ。(明日の土曜がまとまった雨になるという予報だったので)
11日目:3月2日
卒業検定
ついにこの日がきた。検定は午後からだが、午前中はどうもそわそわしてしまい早めに家を出た。検定受験者は大型5人、中型3人だった。大型から始まり私は3人目だ。今日は風が強く検定前に教官先生から一本橋は注意するようにとアドバイスがあった。そのほかコースの確認などの注意事項を受ける。コースは1号コースだった。
さて検定スタート。まずは坂道発進、これは問題なし。次にS字、ちょっと縁石に接近しすぎてひやっとする。スラローム、リズムがちょっと狂ったがふらつきながらもなんとか通過。踏み切りは問題なし。そして一本橋、乗ってから中間まで速すぎ、後半なんとかねばったがちょっとふらつく。急制動はうまくできた。クランクもリズムがちょっと狂ったがまあOK。最後に波状路、まあ大丈夫だろう。なんとか終わったなと思いながらスタート地点に戻るがここでアクシデント。スタート点近くで車が渋滞している。前の車にくっついてゆっくり進むがちょっと止まったところが何と横断歩道だった。「しまった!」と思ったが後の祭り。ただこのときはことの重要性をそれほど認識していなかった。スタート地点に到着してエンジンを切って検定終了となった。なんとか完走はできたので大丈夫なのではないかという思いと、かなりふらついた場面もあったのでだめかもしれないという思いが入り混じる。
合格発表まで1時間以上あったが一緒に検定を受けた30代後半の人(すぎもとさん)としばらく話し込んだ。すぎもとさんも鶴ヶ峰の人だったのは偶然だったが、彼が勤めている会社では大型を取るのがはやっているとかで20日からここに来ていると言っていた。今はスズキの250の単気筒に乗っているそうだ。
そしてついに合格発表。教官先生が一人一人の講評と結果を発表する。一人目、二人目と合格し、ついに私の番だ。スラローム6.5秒、一本橋8.6秒、波状路5.1秒。スラロームがクリアしていたのはちょっと意外だった。一本橋の減点はまあ予定通り。そして最後の横断歩道の件を言われる。心なしか教官先生の顔がゆがんでいるように見えた。落ちたのか?一瞬血の気が引いたが、次の瞬間「でも合格ですよ。あれがなければもっと余裕があったのにね」と言ってくれた。やったー!合格だ! いやー、胸をなでおろすとはこのことですね。
結局大型の5人は全員合格。中型の3人は2人が不合格となった。やっぱり乗っているってのは強みなんだなと思った。
さあ、これで日本最高の資格を一つゲットしたぞ!!
3月3日
二俣川の試験場で免許の申請を行う。「この時期は込むよ」ということで8時ごろ試験場についたがそれでも結構な人がいた。 申請書提出、視力検査、写真撮影、免許交付と別に問題なく進み11時過ぎにすべて終わった。待ち時間が長かったがまあいいでしょう。これで終わったな。免許が新しくなって「大自二」が加わった。今までの「普自二」はそのまま残っている。これを消すためにやってきた気もするだけにちょっと不思議な感じだ。